画像認識システムの活用例

 人工知能を活用したいが、どのような事ができるかわからない?といった方が多いと思います。そこで、人工知能の画像認識で、どのような事ができるのか紹介し、その簡単な活用例を紹介したいと思います。

画像認識とは

 人工知能と世の中で騒がれている理由として、第一に画像認識が挙げられます。これまでは、センサーによる物体の有無や、画像から形、色程度しかわからなかったものが、人工知能により、「この画像に何が写っているのか?」「この画像に写っている物(ヒト・動物)はどのような状態なのか?」まで「認識」できるようになりました。


車の検出

 道路の画像認識結果は以下の通りです。車の検出や信号機の検出ができています。これは、人工知能システム(認識・分析・行動)のうち、まだ「認識」の段階です。そして、この「認識」から様々な応用システムが考えられます。例えば、

  • 車認識 → 交通量分析 → 交通量調査レポート自動作成
  • 信号と車の認識 → 信号無視の分析 → 信号無視映像とナンバーなどのレポート自動作成
道路の画像認識1
道路の画像認識2

人工知能はサボらない

 人工知能は学習データに基づいた、結果を出力しています。つまり、教えられたことを忠実に守るマジメ君なのです。人工知能は電源がONであるかぎり、24時間休むことなく稼働します。例えば、さきほどの道路の写真で、あなたは「自転車に乗っている人物」を見つけることができたでしょうか?人工知能は、画像をくまなく、同じ集中力でチェックして、人物を認識することができたのです。今まで、人間がしていた作業を、人工知能に入れ替えるということは、自動化以上の効果が期待できる場合があります。

人物に気づきましたか?

動物の検出

今度は、画像認識で動物の検出をしてみましょう。犬を「認識」することで、ペット関連のサービスができるかもしれません。ただし、人工知能システムは万能ではありません。犬とボールは正しく認識できていますが、犬小屋をオーブンと誤認識しています。理由は、この画像認識システムが汎用的なモデル(人間、車、動物などまとめて認識するモデル)のため、オーブンは学習していても、犬小屋は学習していませんでした。もしも、精度を上げたい場合は、①認識する物体の種類を減らし、②新しく犬小屋の画像を学習させる必要があります。

動物の検出

人物自動ぬりつぶしシステム

最後に、宣伝になりますが、当社は芸能マネージメント事業も手掛けています。そこで、2019年4月頃デビュー予定のメンバーを使って、人物自動ぬりつぶしシステムを紹介したいと思います。このシステムは人工知能を以下のように活用しています。

  • (認識)画像の中から何がどの領域(ピクセル)に写っているのか認識
  • (分析)写っているのは人物かどうか分析。
  • (行動)人物はぬりつぶす、人物以外の物体は透明なフィルタをかける。
人物の自動ぬりつぶし

このシステムの場合、このような応用が考えられるではないでしょうか?

  • プライバシー保護
  • メンバーの画像を公開すると見せかけてヲタクを釣る。

以上、画像認識システムの紹介でした。